macOS Catalina に Adobe AIR を無理やりインストールする方法

投稿者: | 2020年1月1日

【注意】この記事の方法は自己責任で行ってください

きっかけは、日本郵便のはがきデザインキットのWeb版サービス停止、のお知らせだった。まぁ日本郵政グループは昨年色んな事もあったし、色々と事業の見直しを余儀なくされているのだろう。仕方ない。

サービス停止後はインストール版へ

サービス停止後はインストール版へ移行して自分でプリントしてくれ、とのことだが、ここで困った。昨年、iMac を新調し、現時点での最新OSである macOS Catalina になっていたことだった。

インストール版がインストールできない

macOS Catalina では 32bit アプリケーションを対応から外しているわ、そもそも Adobe 関連のソフトがまさにそれに引っかかっているわで、Adobe AIR の対応状況を調べてみたらそもそも Adobe AIR はサムスンの子会社に移管してるわで、商業用に対応ランタイムは出しているようだが一般向けが見当たらない。

Adobe AIR のランタイムはインストールできるが、肝心のはがきデザインキットをインストールしようとすると

Adobe AIR.framework は壊れているため開けません

と表示されてインストールすることができない。

拡張属性と隔離情報を削除する

macOS Sierra から厳しくなった「GateKeeper」機能、これは Webサイト等からダウンロードしたソフトを開こうとすると「開発元が未確認のため開けません」と表示されるのを見たことがある人も多いと思うが、これは「control」キーを押しながらソフトを立ち上げると「開く」が出てくる事をご存じの方も多いと思う。一度「隔離」したという情報を、管理者権限で削除するわけだ。

はがきデザインキットのインストールはこの機能によって(32bit アプリケーションであるから)隔離されてしまっているのだが、「control」キーを押しながらインストールしようとしても、結果は同じ。

ウィンドウからどうにかできないのならターミナルからなんとかするしかないということで、ターミナルを起動し、

cd /Library/Frameworks
sudo xattr -r -d com.apple.quarantine ./Adobe\ AIR.framework

とコマンドを叩いてやることで隔離情報(quarantine)を削除することができ、無事にインストールすることができた。

セキュリティ的にどうなの?

なんとも言えない。やっていることは「Webサイト等からダウンロードしてきたソフトをインストールしようとした時に『開発元が未確認のため開けません』と表示されるのを無視して『開く』を押してインストールする」ことと同じようなことを、コマンドラインで叩いているだけ、だと思う。

それがセキュリティ的に問題あるような公的機関や会社の Mac でやることは、オススメしません。

今後の対応は

これもなんとも言えない。そもそも AIR の開発を移管したサムスンの子会社が商用以外にランタイムを提供してくれるか謎だし、そもそもこれまでに AIR で作られたアプリケーションの殆どは 32bit のままだと思うので、AIR の新しいランタイムが提供されたとしても、アプリケーションの開発元がそれに対応しないとどうにもならない。

来年は、別の年賀状用ソフトを探したほうが良いかもしれませんね。

参考

Adobe Air error message – macOSX Catalina – Adobe Support Community – 10683302

https://community.adobe.com/t5/air/adobe-air-error-message-macosx-catalina/m-p/10683302?profile.language=ja

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